アメリカなのにアメリカらしくない州、ハワイ。
日系人の多いハワイではスーパーで普通に和菓子が買えます。
種類は限られますが日本の味が恋しくなった時に嬉しいスナックです。
最近のお気に入りは『乳団子』。
乳団子はハワイで有名な菓子で『NISSHODO』というお店のものです。
『NISSHODO』と書いて、おそらく『ニッショウ堂』。
アメリカぽくいえば『ニッショードー』です。
ニッショー堂の乳団子はスーパーやドラックストアでも買えるほど人気で
私にとっては子供の頃からの親しみのある懐かしい味です。
なので、乳団子を買いに行くたびに日本人の友達にも乳団子を買い
懐かしいでしょー?と聞くと、みんな『乳団子って何?』と
有名な乳団子の存在を知りません。
乳団子は乳団子。子供の頃から食べてきた懐かしい味。
なぜ、みんな知らないのかと思い調べてみると…
乳団子は広島のお菓子。
広島出身の私にとっては懐かしい味ですが
他県の友達には馴染みのないお菓子でした。
広島の乳団子にピンクはありませんがニッショー堂の乳団子は紅白。
ほんのり甘く、ミルキーでモチモチ。美味しいです。
広島からの移民の多いハワイ、乳団子のレシピがハワイに伝わるのも納得です。
実はハワイと広島は姉妹都市。
なので、モイリイリと言う場所には宮島、厳島神社のミニ鳥居があります。
何かと縁のあるハワイと広島。
ハワイで食べる懐かしの味、乳団子は特別に美味しく感じます。
乳団子を買いに行くと『MOCHI』も買って帰ります。
陳列には『もち』と書いてありますが大福です。
大福といっても日本のものとはかなり違い
中にはピーナツバターやメロン餡などが入ったアメリカンな大福です。
右は普通のお饅頭。
真ん中はピーナツバターもち。
左はリリコイ(パッションフルーツ)もち。
一番のお気に入りはピーナツバターもち。
あずきの代わりにピーナツバターが入っている大福ですが
意外にも美味しく、何度もリピートしています。
乳団子やモチなど日本の和菓子の買えるニッショー堂は
とてつもなくわかりにくい場所にあり
雰囲気的に、このドアを開けるのに勇気がいりますが
ドアを開けると中は懐かしい日本風なお店でホッとします。
ニッショー堂の『乳団子』や『もち』はハワイのスーパーでも販売しているので
探してみてくださいね。